Bringing the Engineer’s spirit
to the Future
ものづくりの
技を受け継ぎ、
未来へ紡ぐ
集え!誇れるものを創る
後継者たち
製造業の
根幹を支える
配電盤を製造
配電盤とは?
About
発電・送電
発電所や変電所で生成された電力は、送電線路や送電用の変圧器を介して長距離にわたって送られます。送電された電力は、変電所や配電所で高電圧から低電圧への変換が行われ、配電盤に送られます。
受電・配電
送電された電力は、配電盤を通じて設備や需要家に供給されます。配電盤は電気機器で構成されており、主幹ブレーカーや分岐回路ブレーカーなどが設置されています。これにより、電力の供給や制御が行われ、設備や需要家に安定した電力が供給されます。
電力の分岐と制御
受け取った電力を異なる設備や回路に分岐します。主幹ブレーカーを介して受電した電力を、分岐回路ブレーカーやスイッチで制御し、個々の設備や回路に供給します。これにより、異なる電力要求や負荷に応じて電力を制御することができます。
一貫生産体制
Service
配電盤の設計、板金・塗装、組立まで自社工事にて一貫生産。サイズや機能、コストなど、お客様のニーズにあった製品の設計・製作が可能です。また現地電装工事、装置調整まで多岐にわたるサービスを提供しています。
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/ 設計
お客様からのワンオフや仕様に沿ったオリジナルまで、設置条件や設備環境を見極め設計します。さらに外形図や配置図、部品表、端子表、展開接続図、板金図も作成していきます。
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/ 板金
板金図に沿って金属の板を必要な大きさに切断、曲げを施し、固定箇所をスポット溶接により接合します。プレス加工のように専用金型は使用せず、職人が一行程ずつ手作業で行います。
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/ 塗装
洗浄後、錆止めや下地づくりなどの塗装前処理を施し、塗装をしていきます。塗装の膜厚や塗ムラなどがあると製品の耐久性にも影響が出るため、職人の経験と丁寧な作業が要求されます。
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/ 組立
デバイスの作成や取付け、配線作業を行います。製品設置後の点検や修理に作業がしやすいよう、ち密に計算された電気回路を忠実に美しくレイアウトしていきます。
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/ 検査
仕様書に基づいた回路通りに動作するか、外形寸法や銘板・表示機器類が正しく配置されているか、また塗装面や膜厚などに不備、誤配線や短絡配線などを確認、検査します。
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/ 出荷、据付・調整
検査に合格した配電盤をビニール梱包し自社工場から設置場所まで確実に搬送します。職人の手で現場での据付、調整まで行います。
完全一貫生産
確立の歩み
Special
これまでも、そしてこれからも
飽くなき向上心と、こだわりのものづくりで
製造業の未来をひらく。
創業は1998年。四半世紀に渡り金属製品の製造をしてまいりました。
当初は金属製品の組み立てが主でしたが、現在は変電所に設置される変圧の配電盤や鉄工所にある溶鉱炉の制御盤をメインに製造と販売をしております。
配電盤や制御盤は間違いが起きてはいけないはもの。万が一、不具合が生じた場合、もしかすると地域の電気がすべて止まってしまう可能性があるため、高品質で壊れない製品づくりに取り組んでまいりました。
高品質な製品を造るためには、設計や板金、塗装、組立まで高い技術力が必要です。工程ごとに技術差があると最後に仕上がった製品の完成度に影響が出てしまい、結果的に低品質なものが出来上がる恐れがあります。そうなると取引先との信頼関係にも懸念が生じます。
そこで当社では高品質な製品を提供できるように「完全一貫生産体制」にシフトしました。もともとは組み立てだけの会社でしたので、設計や板金、塗装などの技術力を磨かなくてはいけませんでした。しかし何事にも真正面から取り組む社員たちの真面目さと仕事への情熱のおかげで、いまではどこにも負けない技術力を持つことができたと自負しております。
私たちのものづくりへのこだわりは、お客様が期待する以上のものを造ること。そして自分がお客様の立場になった時、その製品を購入したい、使ってみたいと納得できるものに仕上げることです。幸いなことに当社の社員、つまり職人たちの高い技術力が認められ、いまでは大手の企業様と取引させていただいております。
昨今、製造業では職人と後継者不足が問題となり、高い技術力の継承も懸念されております。
当社が製造する製品は他とは異なりますが、何か特別なスキルが必要というわけではありません。職人たちも先輩たちに一から教わり、自ら学び、仕事の楽しさを感じながら自分の技にしてきました。
仕事に打ち込み、技術を磨くことは職人としても人間としても成長できるもの。物事に正面から向き合って、自分の成長を望む向上心、そして何事も楽しみながらチャレンジできる。私たちはそんな人材を求めています。
社員の想い
Staff Voice
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設計は高品質で
信頼度の高い製品を創る舵取り役設計
⾼橋 伸幸
主に担当しているのが製鉄所にある溶鉱炉の制御盤の設計です。
配電盤や制御盤の設計は、お客様からの仕様書に沿って作図する場合と、仕様をうかがって当社で作図するパターンがあります。仕様が決まっている設計はさほど難しくありませんが、こちらで設計する時はイマジネーションを膨らませながら作図しています。組み立ての職人が作業しやすいように電気部品の場所やケーブルの配線も考えるのも私の役目ですね。
お客様に長く使ってもらえるように高品質な製品を創る。設計はその舵取り役だと思っています。 -
溶接は学びと発見の連続!
技を極めるために日々研鑽板金
笹原 ⼤雅
入社以来、設計図に沿って板金を型抜きした後に曲げ、組み付け、溶接する「板金加工」の作業を担当しています。もともと「ものづくり」に興味があって、特に溶接をする製品の製造に携わりたいと考えていたので、毎日が充実しています。
溶接は昔からある技術ですが、電気溶接なのかガスの放射熱による溶接なのか使い分ける必要があったり、合わせ目を歪みなくきれいに溶接できるかなど、学ぶことも腕を磨くこともたくさんあります。一つたりとも同じ溶接は存在ない。それがこの仕事の魅力です。 -
経験から得た肌感覚を
研ぎ澄まし完成する「美の塗装」塗装
⾦⼦ 剛
「塗装」といっても単純に色を塗るだけではありません。塗装の前には埃や汚れを落とす洗浄、錆止め、下地処理などいくつもの作業を経てようやく塗装、完成となるわけです。少しでも手を抜けば塗装が剥げてきたり錆の原因につながるので、どの工程も細心の注意を払いながら慎重に進めていきます。気候や温度、湿度がほんの数%変化しても塗ムラや塗厚に影響が出るので、経験で得た肌感覚を研ぎ澄ませながら作業しています。同じことをやっているようでも毎回違った学びがある。それが塗装の奥深さだと思います。
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ケーブル1本の配線にもこだわり
製品に付加価値をつける組立
菅野 徳昭
仕上がった筐体(電気回路)に部品を取りつけ配線する作業を担当しています。筐体も高所作業車に乗って作業するものから、ピンセットを使う大きさのものまでさまざま。数えきれないほどの部品を日々取りつけています。電気製品なので図面に沿って組み立てれば動作しますが、箱を開けた時、ケーブル1本にしてもきれいに配線されているほうがお客様が喜んでくれるのではないかと考えながら作業しています。些細なことかもしれませんが、自分の仕事が当社の製品に付加価値をつける。そこはこだわったいきたいですね。
企業情報
Company
- 事業内容
- 金属製品製造業
- 本社所在地
- 〒999-2174山形県東置賜郡高畠町大字福沢1104番地
- 電話番号
- 0238-57-3570
- 代表者
- 嶋倉 昌男
- 創業
- 1998年 10月
- 設立
- 1998年 10月
- 資本金
- 19,500千円
- 従業員
- 18名(2021年度)
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